個人ができる防災対策

健康コラム「個人ができる防災対策」

 災害時に冷静に対応し、被害を最小限に抑えるために、日ごろから防災意識を高め、万全に備えておくことが大切です。

◆物資の事前準備
 災害時にすぐ持ち出せるように、必要な物資をそろえた緊急持ち出し袋を準備しておきましょう。水、非常食、懐中電灯、電池、医薬品、衣類、マスク、現金、携帯電話の充電器、重要書類のコピーなどを入れておきます。最低でも数日分の水と食料を備蓄しておくことが推奨されます。特に、水は1人1日3リットルを目安に確保しておきましょう。

◆家具や家電の固定
 地震時に倒れたり、物が落ちたりしないように、家具や家電を固定することが大切です。専用の固定具や滑り止めシートを使うと良いです。

◆避難経路と避難場所の確認
 家族全員で避難経路を確認し、最寄りの避難場所を把握しておきましょう。避難経路が複数ある場合は、それぞれを確認しておくことが重要です。

◆防災訓練への参加
 地域で行われる防災訓練へ積極的に参加し、災害時の対応方法を学びましょう。防災知識が身に付くとともに、地域の人々との連携も強化できます。

◆災害時の行動ルール
 家族全員でルールを共有しておきましょう。避難のタイミングや連絡手段、集合場所などを決めておくと、混乱を防ぐことができます。

◆情報ツール
 災害時には情報が重要です。ラジオや防災アプリを活用して、最新の情報を得る手段を確保しておきましょう。

◆耐震補強
 自宅の耐震性を確認し、必要に応じて耐震補強を行いましょう。特に古い建物の場合は、専門家に相談することが推奨されます。

2024年8月18日


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